憂鬱bot

憂鬱な感情を詰め込みます

淀む文学

中学3年間の総仕上げです

 

秋が始まって鬱病が発覚した頃。私は死ぬ準備を着々と進めていた。11月に入院、誕生日に退院。私はその頃からお金を貯めていた。なんとか自分を生き伸ばすための後払いや翌月払いなんかも辞めた。なるべく近くにある雪山で思いっきり死んでやろうという計画があったからだ。死ぬ前に死にたいなんて言う奴は居ないように静かにバレないように終わらせる。今までの人生そこまでキツかったかと言われたらそんなもん知ったこっちゃないけどこの先の未来に私はもう居れなかった。12月の頭には2万円も貯まっていて順調だった。幸せになるのは気が引けた。高校生にはなれなくてもここまでよく頑張ったと毎日自分を慰めた。死への恐怖はもう消えていた。でも私は1月まで生き延びてしまった。いつの間にか生きてもいいと思えるような日常に変わっていた。いつかきっと良くなるとはこういう事だ。死ぬ最後のツイートは決まってた。それでも流石と言えるほど私は運が良かったし生存意識が高かった。まさか2021年の春を見れるとは思っていなかった。

 

人に生きろなんて言うやつは私含めて全員自己中だ。自分が死にたい世界に誰かを生き留めさせるなんて愛じゃない。気持ちいいだけだ。気持ち悪い。それでも私だけは生きてほしいなと言い続けてみる、シンプルに人は大事にされていたら死にたくならない。もしこれを見ている人がいたら忠告するが、TLで病みツイ流れてきたら一声かけてみろよブロックされてもいいから。

 

命の価値に差があってはダメだと思うんだ。50年後でも明日でも明後日でも5分後でも私たちはいつか死ぬ。それはみんな分かってるのに大事にすることは難しい

星の王子さま で薔薇を大切に出来なかった王子のようだ

 

生きている上で正義も価値も意味も理由もそんなものはない、この世界に落とされた時点で死ぬこと前提そのうちに愛を知るか知らないか顔が可愛いか可愛くないかお金を持つか持たないか富に縋るか縋らないか努力なんてもう意味は無いかもしれない無けなしの希望とどっぷり憂鬱レース

 

・プラスよりマイナスが重いならさっさとやめろ

・自分の選択したことで苦しむな

・クラスで浮いても職場でやっていけなくても恋愛上手くいかなくても世界中のどこかに必ず君が輝ける場所がある

・やりたいことをやってから砕けろ

・時間しか解決してくれないこともある

・明るく前向きに生きるのは罪じゃない、周りに引っ張られるならさっさと一抜けろ

・同じ考えをループしても解決しない、自分のことは自分じゃなきゃ救えないし周りの環境も自分次第でどんどん変えられる

・どうありたいか目標を常に設定しろ

・自信と余裕を普段から身につけることに損は無い

・真似事なんて崩れ落ちる

・勝手に期待して絶望するのはどんなことよりも醜い

・"この世は外見"とか言ってる奴ほど中身の方が腐ってる

・みんなが幸せになれるもので幸せになれなくても焦らないでいい

・自分の人生ぶっ潰されそうな場所からは早く逃げろ

・いつかはTwitterやめて幸せになれ

 

人間関係を上手くやれた試しなど1度もない、自分の世話も出来ていない奴は人の世話をしようとしてはいけない。確実に失敗するから。

 

愛についての簡単な答えを出すなら終わりだけを夢見ない事だと思った

 

どこまでもどこまでも同じ過ちを繰り返す、人を引き寄せるだけ引き付けて失望させては離れさせる。期待に応えられたことが1度でもあったか?いや、ない。申し訳程度の笑顔で逃げてきた。腕を切って泣いたら許される気がした。薬を飲んで失敗すれば見放される気がした。私が生き続けるには自分が自分に罰を与え続ける方法しか知らなかった。そんな自分とは逆にいくつもを乗り越えて希望だけで生きている人がいる事を知った、それは煌めいて見えながら私よりもっともっと強くてかっこよかった。不安定さは人々を魅了するが、何があっても生き抜いていく根気強さの方に私は惚れ惚れした。

自分が生きてこそ轟く景色を見たかった。まず、1番憎んでいた家族を許すことから始めた。時には性的虐待までしてきた父。毎晩ヒステリックを起こしていた母。小学校6年間暴力暴言を浴びせてきた姉。起こったことは変わらなかった。私も。なかなか時間がかかるけど解放されたら意外と楽なものだった。そりゃあフラッシュバックはするしやっぱり話したくない時だってあるけど、他人だからもういいや何言ってんだろこいつ鼻くそ出てんなとか思っていれば案外やっていける。

次に自分を許してあげること。腕の傷も視界の端にチラついた虫も自分の醜い見た目も腐りきった性格も気持ち悪くて仕方が無かった。でもそんなものはもう分かりきっていて治す手段があることの方が多いと分かればもう自分の努力次第。解決。好きにならなくていいからマイナスを幾らか減らせばいい。

 

私はだいぶ落ち着いたので自殺未遂をすることも無ければ自傷行為をすることも二度と無いと思います。私も若さを失っていくようで、もう価値が無いと思われるかもしれない。いつ死ぬか分からないような儚さが売りだったのかもしれない。死を嘆いて不幸だった私を見てやっと呼吸ができた人がいるかもしれない。魅力に欠けるただの高校生になる。清々しいです。年齢という低レベルな先入観から入ってくる人が私の前から減るとしたらそれは文章を書き続けるにあたって大変都合が良いです!時が経っても色褪せない特別を引っ掻いていきます。ただ少し憂鬱を足す、私にしか書けない淀む文学を続けていきます。

 

 

この3年間の気付きは1つだけです

人は限界を越えないと次のレベルに行けない